あらゆる分野で使える効果的な練習法とは?

コラム

この記事の所要時間:210

とある美術学校の先生は「絵が上手くかけない」と嘆く生徒に向かってこう言います。
「あなたの中には1万枚の下手な絵があるのだから、たくさん描いて、その下手な絵をあなたの外に出していかなければならない」と。

アウトプットの重要性

絵に限らず、思うことや考えることというのは形にしない限り、良くならないんですよね。
まずは手を動かす、ということは地味なのですが、やはり上達の近道です。

これは一般的に「量質転化の法則」として知られています。どのような分野であれ、上達するには必ず「数」が必要になるのです。

あなたが絵描きになりたければ、たくさんの絵を描かなければなりませんし、あなたが小説家になりたければ、たくさんの小説を書かなければなりません。

1枚も絵を描いたことが無いのに画家になった人はいません。
少なくとも数をこなすことは、上達における大前提なのです。

ここは残念ですが、諦めましょう。

反省し、次に向けて改善する

その上で、ただ闇雲に数をこなしても効果は薄く、上手くなるように意識しながら練習することが大切です。

「上手くなるように意識する」とは、具体的に「絵を1枚描いたら、見返して反省点を考える。その反省点を活かして、次の1枚を描き上げる。また、見返して・・・。」ということですね。

なお、この反省点を考える際に、KPTというフレームワークを私はよく使います。
KPTは多くの場合、チームで使われるものですが1人でも十分機能しますので、ここにご紹介しますね。

KPTとは

KPTはKeep、Problem、Tryの頭文字を取ったものです。
一つの区切りで「続けるべきこと」、「問題点」、「次回挑戦すること」という3つに分けて考える整理の方法です。
チームで実施する場合はホワイトボードなどに以下の図のようにそれぞれの枠を書いて、その枠内に付箋などで各自の見解をペタペタ貼り付けたりするのですが、1人で実施する場合はメモ帳(アナログ、デジタル問わず)などで十分でしょう。

重要なことは自分の頭の中だけでKPTを完結させず、言葉として残しておくことです。
これは「上達の仕方」を上達させる、という点で有効なのです。

まとめ

たくさんの数をこなす、ということは上達において最も重要な点ですが、せっかくたくさんの数をこなすのであれば、少しでも効率的に進めたいものです。
そのような場合にKPTなどを用いて内省する機会を作ることで、より短時間に効果が表れるはずです。

是非お試しください。

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