そもそも指揮者って必要なの?段取り八分の仕事二分

2017年5月26日コラム

この記事の所要時間:150

オーケストラの疑問

私はよくチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴きに行きます。
クラシックはそれほど得意分野ではありませんが、この曲は何度聴いても全く飽きません。

この曲は有名で、しばらく聴くと「あぁ、これか。」みたいなタイプのやつです。
ややマイナーな映画で「オーケストラ!」というのがありましたが、この映画はこの曲の魅力をよく表現しています。
私は観ていませんが、「のだめカンタービレ」でも使われていたようです。

第1楽章、第3楽章は曲自体が良く、あまり難しくないのでクラシックに馴染みが無い方でも聴きやすいと思います。

ただ、第2楽章は私にとっては少し難しいので、聴きに行ってもそこだけ寝て、第3楽章が始まったら奥さんに起こしてもらうようにしています。
いやぁ、良い奥さんに巡り合えました。ラッキー。

さて、前置きが長くなりましたが、オーケストラについてこんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。

指揮者ってほんとに要るん?
あの人たちぶっちゃけ適当じゃね?
演奏してる人も指揮者見てへんし・・・。

これはある意味で正しいようです。

指揮者が指揮をしているとき、すでに指揮が終わっている

曲にもよりますが、開始の合図さえすればオーケストラは指揮者抜きで、ある一定の品質を保ったまま最後まで演奏できるんだそうです。
ごく少数ですが、オーケストラによっては、指揮者を置いていないところさえあります。

指揮者は演奏中に微調整などをしますので、全く仕事をしていないわけではありません。ただし、指揮者の仕事の殆どは指揮をする前に終わっています。
これは曲の解釈をオーケストラに伝えたり、人間関係の構築であったり、といったような演奏するための練習・準備に殆どの労力が割かれます。
鬼の形相で指揮棒を振る人も中には居ますが、実際は単なる仕上げでしかありません。

仕事も同様で、いきなり本番で何かをする、というのは練習や準備をせずに壇上に上がるオーケストラと同じです。
日本では「段取り八分の仕事二分」と言ったりもしますが、本番までにどこまで練習・準備が出来るか、それが出来・不出来を決めますよね。

さぁ、今日もがんばります!練習練習!

Pocket