職場での人間関係を解決せずに、解決する方法。

2017年5月22日コラム, 副業

この記事の所要時間:450

人間関係という問題

会社勤めの方にとって、悩ましいことの一つに人間関係がありますよね。
あなたは職場の人間関係で悩みは無いでしょうか?
特に問題無い方は幸運と言って良いと私は思います。

私は職場の人間関係については相応に苦労しました。
なぜか全く共感できない、そもそもの考え方が違う、邪推される・邪推する(大抵はこれらの推測は的外れ)などなど。
幸いにも、あるいは、私が鈍感なのか、陰口や悪口、イジメといった事態はそれほど経験していませんが、それでも他人というものはそもそも面倒なものです。

人間関係の問題は、そもそも問題ではない?

Wikipediaの「人間関係」のページには、

人間関係という問題の歴史の長さは人類の歴史の長さと同じほどだと考えられている。

という記述があります。

なるほど。どうりで難しいわけです。
今まで人類が解決できなかった人間関係の問題を私ごときが解決出来るとは到底思えません。
また、Wikipediaの記述にもありますが、こういった類の問題は哲学と同じで、先人の積み重ねが効かないんですよね。
例えば、小学校で算数を習えるのは、先人が数字を発明してくれたからこそ我々はその恩恵を享受することが出来ますが、人間関係は各個人がゼロから考えなければなりません。
こういった問題を一瞬で解決できる方法があるならノーベル平和賞ものでしょう。
もし、あなたも同じようにお考えなら、発想を変えてみてはいかがでしょうか。

具体的に私は人間関係の問題とは、そもそも「問題の体」を成していないと考えるようにしました。
問題が問題として成立するには明確な「解」が必要ですが、今までの人類の歴史をもってしても解決できない問題なのであれば、人間関係の問題は「解なし」が「答え」としたのです。

「は?」とか「それは詭弁だ。」という声が聞こえてきそうですが、もう少し説明させてください。

人間関係の問題は答えがない。だからこそ、人間関係を直接的に解決せずに、それ以外のアプローチを用いて間接的に解決するのです。
もちろん、例えばアドラーの心理学を研究したり、各種自己啓発によって解決できるかもしれません。実際、私も試しましたし、一定の効果はあったように思います。
しかしながら、正直言って面倒くさいですし、経験上、長続きしないのです。

基本的に、人間関係と正面から向き合って解決するものは、前提として「他人を変えることは出来ない。自分は変えられる。」という自責思考のものが多いのですが、ある程度の年齢になると、自分を変えるのも難しいんですね。
粘り強い努力によって乗り越えられるかもしれませんが、もっと簡単な方法は無いものでしょうか。

他人は変わらないから自分を変えるのか、自分を変えずに他人を変えるのか。

私が人間関係に悩んでいたときに、私が望む理想の形は「自分を変えずに、他人を変える」ことだったのです。

しかし、こういった考え方はなんとなく「悪」だと考えて「私が悪い」、「私が変われば世界が変わる」、「私の努力が足りないからだ・・・私が・・・私が・・・」というように無理に自責思考になっていました。

ただ、そのような考えは今思えば「自分が悪い」ということにしてある意味で逃げていたのかもしれません。
自責思考は、しばらくは世界の見え方も変わるかもしれませんが、効果は長く持続しなかったのです。

ともかく、そのような経験をある程度積むと自責思考では根本的な解決が難しいことがわかりました。
その結果、自責でも他責でもなく「環境を変える」ことを考えるようになりました。
要するに職場を変えるのです。

・・・あまりにも短絡的、ありきたりな発想で、がっかりしたかもしれません。
しかし、ここには重要な問いかけが隠されているのです。

まず、このアプローチでは、「今の年齢で転職なんて無理。」とか、「新しい環境は不安。」とか、「今の仕事がどうしても好きなので、転職はしたくない。」などといった反応が有り得ます。
そりゃそうですよ。そんなのが解決策なら、すぐにやってます。

ここからさらに深掘りして考えます。

例えば「今の年齢で転職は無理」だと考えたとします。(おそらく無理ではないですが、無理だとして、)その場合は収入に関する不安があるからですよね。
そうすると、収入に関する不安を払拭することが出来れば、今の職場で無理に働く必要は無くなるわけです。
よって、結論として具体的な行動は、副業などを行って収入の不安を無くせば良いのです。

性格を変える必要は無い。行動を変える。

この解決策の良い点は「性格の改善」とかそういった客観的に見えづらく不確かなものを相手にするのではなく、明確な行動として落とし込めるところにあります。

少し考えてみましょう。
あなたの性格は世界70億人の性格ランキングの中で上位ですか?下位ですか?

そんなのわかりませんよね。あなたはあなたであり、上位でも下位でも無いのです。
性格とはそのようなものであって、良い・悪いというものではありません。
ということは、性格の違いによって起こりうる人間関係の問題は単なる不運な組み合わせ、ということでしか無いのです。
さらに言えば、誰かの性格が「良い」と考えた時点で、裏側では「悪い」を作ることになるわけですから、人間関係という争いの中に参加することでもあります。

それよりも、あなたはあなたのままで、より良い環境を作る方が、何をすれば良いのかが明確なので、実現可能性は高いのです。

以上から「人間関係は答えが無いので真っ向から解決しようなどと思わない」のが人間関係を解決する方法、ということになります。

その上で、余裕ができたなら人徳を積めば、ストレスも無く良いかもしれませんね。

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