「 権威 」の超簡単な活用法

2017年5月3日コラム

この記事の所要時間:250

「ホンマでっか!?TV」を見ていると、その道の権威と呼ばれる人たちが専門家の立場から色々な意見をおっしゃいます。
「個性強いなあ!」と思うことはあっても、「絶対うそや!」と始めから否定する人は少ないのではないでしょうか?

多くの人が、専門家のいうことを無条件に信じがちです。

どんなに優秀な専門家でも、間違う可能性はあります。
それでも、多くの人が専門家の意見を鵜呑みにして信じてしまいます。

勘違いしないでいただきたいのですが、
この記事で、専門家の言ってることは間違っているといいたいわけではありません。

私が言いたいのは、
人は権威のある人や専門性のある人が言っていることを、信用しやすい
ということです。

今回、権威を人が信じやすい理由と権威をマーケティングで使う方法についてお話ししていきます。

人はなぜ「権威」に弱いのか?

人は、動物です。
いかに生存するかが重要ですので、生存するために必要な進化を遂げてきました。

そのため、生命の危機のないことについては、脳のリソースを使わずに行動するように発達しました。
「条件反射」などはその典型です。

同様に決定に関しても、簡単な決定については、できるだけ脳のリソースを使わずに、疑うことなく、決定するように発達してきたのです。

この発達は、人間の社会でも同様に発達しました。
考えなくていいことは、できるだけ考えないようにして、脳のリソースを節約するようになっているんです。

なので、権威のある人の意見は、自分の考えと比べて正しい確率が高いと無意識に判断し、その判断を権威のある人にゆだねることによって、脳のリソースを節約しているんです。

「権威」を利用したマーケティング手法

「権威」を利用すれば、人は面白いように信用してくれます。
「権威」を利用し、信頼性を上げるには、次の2つの方法が有効です。

  • 自分が権威者になり、権威があることを主張したうえで、説得する
  • 権威者の意見を引用し、説得する

※説得するとは、商品や情報に対し、信用いただくことを意味します。

では、どちらが楽でしょうか?
もちろん、外部の力を借りることです。
つまり、「権威者の意見を引用し、説得する」ことです。

権威者の意見であれば、多くの人が受け入れやすいのです。本能的に。
なので、権威者の意見を引用することによって、権威をあなたに移転することができます。

この「権利の移転」は、マーケティングにおいて、有効な心理テクニックです。
このテクニック、気をつける点があります。

権威の移転を使う時に絶対守らないといけないルール

権威の移転をうまく使いこなしたいなら、絶対に守らないといけないルールがあります。それは、次の2つです。

  • コピペはNG
  • 引用元の信頼性については、自分で調査する

これだけです。
コピペして自分が書いたように表現することはNGです。
そして、引用元の信頼性については、

  • 公的機関の見解
  • 複数の見解

などを必ず調べるようにしてください。絶対にです
10年前までの定説が先月くつがえったなんてことはよくある話なんです。

ルールさえ守って利用すれば、「権威」は強力なマーケティングテクニックになることは間違いありません。

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