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話をせずに、話を聞く。

もし、あなたがすべらない話を沢山もっており、巧みな話術を身に着けているのなら、この文章を読む必要はありません。

しかし、そうではない場合、コミュニケーションにおいて、話をしない戦術、言い換えると、話を聞く戦術を採用することで、今までと異なる結果を産み出すことが可能です。

面白い話は誰でも出来ることではありません。しかし、話を面白く聞くことは誰でも出来ることなのです。

そこで、まず「話を聞く」ということを考えます。ここで述べる「話を聞く」とは、具体的能力として分解すると質問力、傾聴力、記憶力の3つから成り立ちます。

質問力

これは適切なタイミングで適切な質問をする、ということです。関心が無いのに適当な質問をすると逆効果となり、不穏な空気が漂います。

必ず「関心」を持って質問をしましょう。注意深く質問の種を探し、質問をする際は適切なタイミングであることが重要です。

傾聴力

これは話を聞く際の表情や仕草などの非言語コミュニケーションを意味します。
メラビアンの法則、というものがあるのですが、これはコミュニケーションにおいて、話の内容よりも表情や仕草のウェイトが高い、という研究結果です。

ともかく、相手にわかりやすい表情や仕草を心掛けます。

記憶力

一般的な記憶力とは異なります。まず、前提として、どうでも良さそうな話はすぐに忘れますよね。
しかし、だからこそ、どうでも良さそうなことこそ真っ先に、そして確実に覚えます。つまり、ここでいう記憶力とは記憶すべき対象を選ぶ力です。
インパクトのある話は意識して覚えなくとも誰でも覚えます。ここで差別化は出来ません。また、会話の全てを詳細に記憶することも恐らく不可能でしょう。
しかし、どうでも良さそうな話を覚える人間はそれほど多くないはずです。

関心とは愛

マザー・テレサは言いました。「愛の反対は憎しみではなく、無関心です。」と。関心があるから話を聞くわけです。従って、話を聞く、とは愛の表現の一つです。

愛の表現にお困りの方は、是非お試しください。

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