シミュレーション仮説とは?

2017年2月22日コラム

この記事の所要時間:140

人工知能信長は人工知能羊の夢を見るか?

ある有名な経営者(イーロン・マスク)が支持したことで有名になった話に「シミュレーション仮説」があります。

シミュレーション仮説を簡単に表現すると「この世界は巨大なコンピューターによるシミュレーションの産物である」というものです。つまり、ゲームで言えば「信長の野望」の中で我々は生きている、ということです。

この仮説では、私やあなた、果てはケサランパサランから宇宙まで、全て巨大なコンピューターで計算された結果なのです。

信じ難いかもしれません。

しかし、現実にこの世界でもコンピューターで作られるものは格段に精密になっており、AIやVRなど少し前には実現できなかったものが実現されています。この技術の進歩は今後も続きます。

よくある例え話ですが、地球の今までの歴史を1年で表現してみると、1月1日が地球の誕生で現在を大晦日とした場合、キリストの誕生は12月31日の午後11時59分46秒あたりです。
18世紀から20世紀の終わりは12月31日の午後11時59分58秒から午後11時59分59秒のたった1秒なのです。宇宙規模では、現代の科学の進歩はごくわずかな歴史しか持たないのです。

それほど長い時間の中では、人間が生まれる前、同じように高度に文明が発達した世界があってもおかしくはありません。
そして、そのような文明では宇宙丸ごとコンピューターで作ることなど造作も無いという可能性は十分に考えられます。
少し前、アメリカのある銀行も「この世界がシミュレーションである確率は20~50%」というレポートを発表して話題になりました。

ただし、シミュレーション仮説の真偽を明らかにすることは現段階で難しいとされています。あたかも信長の野望でディスプレイから信長が脱出出来ないのと同じようなものですね。

真偽はどうであれ、私もシミュレーション仮説は強く支持しています。

なぜなら、少々恥ずかしいことをしても「いやぁ、シミュレーションがバグりましたね。ははは。」と言えるのです。

この言い訳が使えるのは大きなメリットです。

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